「豊かで明るい生活の場作り」が私たちの使命です。
美しい緑の森と清らかな川の水とに、かつての縄文時代の人々もここに安住の地を求めました。
成蹊園の建設に先立って行われた遺跡調査では、多くの土器の破片や井戸跡などが発見され、
この地にすでに縄文の時代から人々が住んでいたことがわかります。
鎌倉時代の太刀も出土し霞川(かすみがわ)も近く森に囲まれた南傾斜地は、
昔から人々が生活するのに便利な場所であったことは想像にかたくありません。
飛鳥の時代に高麗から移り住んだ帰化人達は、この地を昔から日本人の住んでいた林の意をこめ、
『倭林(やまとばやし)』と呼んだようです。
このような豊かな自然に恵まれた環境の中で、私たちは第2の人生を過ごす高齢者の生活のお手伝いをしております。
施設長挨拶
介護老人福祉施設成蹊園のホームページをご覧頂き有難うございます。
当施設は四季折々の風情が美しい青梅に立地する特別養護老人ホーム成蹊園です。平成10年4月開設以来、皆様の暖かいご支援・ご協力を賜り心より感謝を申し上げます。
広い敷地と静けさ、綺麗な空気、緑に囲まれた環境の中でご入居者の方々が穏やかな生活を送られています。健康管理の面では、万全な看護体制のもと、隣接の姉妹関係にあります医療法人倭林会武蔵野台病院をはじめ近傍の医療機関とも密接に連携して
安心で健やかな毎日を過ごして頂いております。優れた介護技術と笑顔、優しい気づきを持つ介護職員一同法人理念を胸に、「その人らしく生きる」をお手伝いさせて頂きます。
今後も、「心の通う介護支援」を通してご入居者様が楽しくいきがいのある生活を送れますよう全力を挙げて取り組んで参る所存でございます。お気軽にご相談・ご利用を賜りますようお待ち申し上げますと共に、引き続きご指導・ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
成蹊園施設長 鈴木 幸佳
成蹊園名前の由来
成蹊園の「成蹊」とは、中国で最も古い歴史書と云われる史記の中の李将軍記
にある『桃李もの云はざれど下自(おのず)から蹊(みち)を成す』の故事にちなん
でいます。
美しい花が咲きおいしい実のなる桃や李(すもも)の木には、ひとりでに人々が集
まりその下には自然と道が出来上がる。転じて徳のある人のところには自ら求め
なくても人々が集まってくることを云っております。この名に負けないよう、私
達職員一同心を合わせ皆様のお世話にあたり、福祉への道づくりに励む覚悟です。